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世界の音楽紹介授業
November 6, 2021
小学校の教科書には「世界の音楽」という項目があるのです。
これをどうやって子どもたちに教えるか
とっても難しいと思います。
「音楽の花束」が音楽科の先生からのご相談を受け、「この方しかいない!」と参加をお願いしたのが、パーカッショニストの海沼正利さんです。
アラブ音楽に精通され、日本で片手しかいないカヌーン演奏家である海沼さん。
アラブ地域の音楽から、様々な音楽のルーツを伝えてくださっています。
たくさんの音があるアラブの音階を楽しく、わかりやすく体験させてくださいます。
小学校でこの内容の授業を行えるのは、すごくレア!お招きくださった学校様に感謝です。アラブのリズムは、とても魅力的です。
身体から湧き出てくるようなリズムは、子どもたちの柔らかい心に響いて「カッコいい!」「楽しい!」と素直な喜びになっていました。
「音楽の花束」の活動を支援してくださっている保護者のかたからの感想です。
「中東アラブの楽器の歴史や、それが世界を旅する間に他の楽器に形を変えていったことなどを、世界地図を見ながら説明してくださいました。
打楽器の音は、子どもたちも思わず耳を塞いでしまうほどの大きな音でしたが、体に響く音は、やはり生の音楽ならでは!ですね。
中東の不思議なリズムに合わせて手拍子をしてみたり…一緒にやってみましたが難しいですね…。
子どもたちから、どの楽器が好きですか?との質問で海沼さんの答えは「ダルブッカ」。その演奏は素晴らしく、私たちも引き込まれてしまいました。」
目黒区立駒場小学校のみなさま、海沼正利さん、ありがとうございました!